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子供の無邪気な一言が招いた修羅場 動物病院トラブルと大人の世界の理不尽さ

ねぇ、聞いた?〇〇さん、幼稚園で大変なことがあったらしいよ。

え?何があったの?

どうやら子供が動物病院の先生を侮辱したとかで、親が謝罪を要求されたんだって。

え、それって本当なの?

うん、でも詳しく聞いたら、なんか色々とおかしいみたい…。

これは、十年以上前の話です。

ある日突然の電話 予期せぬ謝罪要求

ある日、家の電話が鳴りました。

出ると、相手は近所にある動物病院の先生(以下A氏)。

「おたくの子供が私を侮辱しました。親として謝罪に来てください。」

突然のことに困惑しました。

「え?どういうことですか?」と尋ねても、A氏は怒りを抑えた様子で、

「とにかく話はそちらのお子さんから聞いてください。」と言うばかり。

その場では謝罪をして電話を切りましたが、すぐに子供に事情を聞くことにしました。


事の発端は義父との散歩

子供の話と周囲の話を整理すると、次のような流れでした。

  • その日、子供は義実家に預けられていた。
  • 義父が子供を連れて散歩に行った際、近所の犬の飼い主たちと会話を交わした。
  • その場で「A動物病院の治療費が高すぎる」「ボッタクリだ」という話が出た。
  • 幼稚園で、A氏の子供に「Aちゃんのお父さんの病院はボッタクリなんだね」と何気なく言った。
  • A子供はその意味がわからず、家に帰って親に報告。
  • それを聞いたA氏が激怒し、私たちに謝罪を要求した。

子供は、大人の会話をそのまま言葉にしただけ。

意味も理解しておらず、悪意があったわけでもない。

それなのに、親が謝りに行かなければならないのか…?


夫が冷静に対応 それでも納得しないA氏

帰宅した夫にも相談し、A氏に折り返し電話をかけてもらいました。

「うちの子が大人の会話を聞いて、意味もわからず失礼な言葉を口にしたようです。申し訳ありません。」

夫は丁寧に説明し、謝罪をしました。

すると、A氏は一応納得した様子でした。

しかし、その後、幼稚園の行事でA氏に会うと、鋭い視線を感じるようになりました。

特に言葉を交わすことはありませんでしたが、あからさまな態度に正直怖かったです。

「子供が言ったことを大人が根に持つなんて…」

そう思いつつも、波風を立てないように静観することにしました。


その後も続く「ボッタクリ」噂

それからも時々、「A動物病院はボッタクリ」という話を耳にすることがありました。

私は動物を飼ったことがないので詳しくはわかりませんが、

  • 一度の検査で済むところを何度も繰り返す。
  • 必要のない高額な治療を勧める。
  • 「この治療をしないとペットが死ぬ可能性があります」と脅すような説明をする。

そんな噂が流れていました。

「あぁ、だからあの時義父たちがそんな話をしていたのか…」

と妙に納得しました。


まとめ 大人の世界に巻き込まれた幼稚園児

今回の出来事で学んだことは、

  • 子供は大人の会話をそのまま口にすることがある。
  • 不用意な発言が思わぬトラブルを招くことがある。
  • 理不尽な謝罪を求められることもある。

確かに、子供が言ったことは失礼だったかもしれません。

しかし、それを親が直接謝りに来いというのは、少し行き過ぎではないでしょうか?

結局、子供にとってはただの言葉遊びでしかなくても、大人にとっては大きな問題になることもあるのだと実感しました。

皆さんも、子供が大人の会話を聞いてしまったときには注意してください。

思わぬところで、今回のようなトラブルに巻き込まれるかもしれません。


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