こんにちは、ちはです。
遊川和彦さん脚本の「35歳の少女」が10月10日土曜日から始まりましたね。
遊川さんといえば今回主演の柴咲コウさんが主演を務めた「○○妻」や、「家政婦のミタ」「女王の教室」「過保護のカホコ」などヒット作をたくさん世に出してきた方です!
今回の「35歳の少女」は遊川さんのオリジナル作品だそうで、第一話放送前からとても話題性が高いドラマです。
10歳の時に不慮の事故で眠りにつき、25年後に目覚めた35歳の少女が、急に大人になってしまい、家族もバラバラで夢も希望も打ち砕かれて絶望することからドラマが始まります。
自分の身に実際起きたら、かなり絶望する題材ですね。
今回ご紹介する『モモ』という本は、ドラマのキーアイテムだと公式サイトでも紹介されていて、この本の内容を少しでも知っていた方が今後のドラマをもっと楽しむことができますよ。
それでは本の内容をわかりやすく説明していきますね!
35歳の少女『モモ』本の内容
街外れの劇場に、モモという小学生くらいの少女が住み着きます。裸足で服はボロボロ。
街の人々はモモを面倒見ることにしたのですが、しばらくするとモモのある能力に皆気づきます。
それは、モモに話を聞いてもらうと、みんな気持ちが軽くなり幸せな気持ちになれるという能力でした。街の人にとってモモは大切な存在になりました。
そんなある日、街に灰色の男たちがやってきます。
灰色の男たちは、人の心の隙間に入り込み、人生の中でいかに時間を無駄にしているかを説きます。そして、時間を節約して「時間貯蓄銀行」に預ければ、利子をつけて時間を返すと言うのです。
人々は、時間を節約して銀行に預ける為、時間を無駄にしないようにセカセカと働き、無駄な時間を使わないように過ごし始めます。
そのせいで人々は、心の余裕をなくし、いつもイライラ怒るようになりました。
モモはそんな人々を救おうと、時間を司るマイスター・ホラのもとを訪れ、奪われた時間を取り戻そうと奮闘するのです。
『モモ』は大人にこそ読んで欲しいわけ
灰色の男たちに時間を奪われた街の人たちは、残りの時間がもったいなくて、日々の生活を効率よく過ごそうとします。
その為、時間の無駄になるような非効率な事はやめてしまうのです。
しかしそのことがかえって人々の心の余裕を奪ってしましい、時間に追われイライラしてしまいます。
現代の世界と何か似ているように感じるのは私だけではないはずです。
効率の良さや、どれだけ無駄のない仕事や生活をするかが重視されてしまいがちで、ただゆっくり過ごすことや、何もせず過ごす時間は無駄な時間だと思われてしまいがちです。
しかし、実はそんな無駄だと思う時間にこそ、気持ちがリラックスできたり、リフレッシュして日々の生活の活力になることもあるのではないでしょうか。
ただ何も考えず散歩をしてみたら、意外に気持ちが晴れて、綺麗な花をたくさん見つけられた。など、忙しく過ごすと見えない景色が見えることもあります。
効率よく仕事や生活をすることも大切ですが、時間ばかりを気にせず、本当に大切なことを見失わないようにしてほしいと、この本が教えてくれます。
この『モモ』のお話の内容が、今後の「35歳の少女」の大事なキーワードになるはずです。
第1話 のストーリー
主人公の望美が25年の眠りから覚めて、35歳で人生を再スタートさせます。
しかし、25年の間に家族はバラバラになり険悪な家族関係になっており、10歳の時に想像していた世界とは程遠いものでした。
そんな中、事故に遭う前に同級生に借りていた本を返すために、母親が退院祝いの席に同級生の広瀬結人を呼びます。
結人が望美の初恋の男の子で、子供の頃に結人に借りた『モモ』を35歳の望美は返そうとします。
しかし、結人もその後色々と複雑な人生を歩んできたため、闇を抱えてしまっており、望美に「目覚めない方が良かったんじゃないか?」と言ってしまうのです。
望美はまだ心は10歳から止まったままで、状況についていく事はできません。急に見た目も住む世界も違くなり、戸惑うことばかりです。初恋の結人にもそんなショックなことを言われてしまい大号泣します。
という第一話でした。
望美が25年の眠りから覚めたことは、同じ母親として私もとても嬉しく思います。しかし、気持ちは10歳の子供が急に35歳になった時の絶望感を子供が味わうのはとても可哀想な事ですよね。
結人が言った様に、辛い思いをするくらいなら目覚めない方が良いという気持ちは理解できます。
今回のドラマでは、結人は最初こそ望美にひどいことをいいますが、根は優しく、これからの望美の生活を手助けしてくれそうなので、2人の今後の展開が楽しみです。
また、複雑な役柄をとても繊細な演技で演じてくれる、女優の柴咲コウさんがにも大注目なドラマですね!
キャスト
- 時岡 望美 柴咲 コウ
- 広瀬 結人 坂口 健太郎
- 今村 進次 田中 哲司
- 今村 達也 竜星 涼
- 今村 加奈 富田 靖子
- 相沢 秀男 細田 善彦
- 林田 藤子 大友 花恋
- 時岡 愛美 橋本 愛
- 時岡 多恵 鈴木 保奈美
キャストのコメントはこちら
個人的には俳優の竜星涼さん(今村達也役)のファンでもあります。まだ役としては謎ですが、演技もうまくイケメンなので、これからどうなるのか楽しみです。
まとめ
今回は、ドラマ「35歳の少女」に出てくる『モモ』本の内容をご紹介してきました。
『モモ』は児童書なので、子供の頃に読んだことがある方も多いのかもしれませんが、みなさん口を揃えて「印象に残る、大切な事を教えてくれる本だ」と言っています。
児童書は、子供にも分かりやすく書きますし、子供に大切なことを知ってもらう為に、大人になったら忘れてしまいがちな本当に大切な事をシンプルに書いていると思います。
子供が読むイメージがありますが、実は大人になってから読んだ方が大事なことに気付かされる事も多いのかもしれませんね。
私も『モモ』に大変興味が湧きました。自分も読みたいですし、内容が良かったら是非自分の子供が読める年齢になったら読ませてあげたいと思います。
今後もドラマ「35歳の少女」の内容記事を更新していきますので、宜しかったら遊びにいらして下さいね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。