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ノースライト|ドラマのネタバレとあらすじ!家族や建築した家はどうなる?

こんにちは、ちはです。

警察小説で有名な横山秀夫さん6年越しの最新作!『ノースライト』が2020年12月12(土)・19(土)全2回、総合/BS4Kよる9時〜10時13分で放送されることが決定しましたね!

横山秀夫さんといえば、『クライマーズ・ハイ』や『64』などな有名で、警察小説を代表する作家さんです!

『64』から6年間、妥協することなく何度も訂正を繰り返したのが今回の『ノースライト』だそうで、横山さん渾身の作品が!今回は何と!西島秀俊さん主演でドラマ化することになりました!

ミステリー好き&ニッシーファンには見逃せないドラマです!

今回は「ノースライト|ドラマのネタバレとあらすじ!家族や建築した家はどうなるの?」と題しまして、ドラマのネタバレとあらすじをご紹介していきます!

それではドラマ放送前の事前の予習と考えてみていきましょう。

【結論】家族や建築した家はどうなる?

ノースライトの結論を先にお伝えします!(結論より、あらすじを先にご覧になりたい方は、ネタバレとあらすじを先にご覧ください!)

主人公の青瀬稔と元妻ゆかりは離婚していましたが、最後には家族再生を決意します。また、青瀬稔が施工主・吉野陶太に依頼されて建築したノースライトの家は、青瀬稔自身が譲り受け、その後は再生を決意した家族と住むことになります。

ノースライト|ドラマのネタバレとあらすじ

結論から先に申し上げましたが、ドラマのネタバレとあらすじをこちらで紹介していきます。

青瀬稔(西島秀俊)は、建築デザイナーの仕事をしています。クライアントに依頼されて、家や建物をデザインする仕事です。

バブルの頃は派手に仕事をし、六本木のマンションや高級外車を買うほどでしたが、バブル崩壊後は仕事が激減しました。その為、妻とも衝突することが多くなり、インテリアデザイナーの妻ゆかり(宮沢りえ)とは離婚してしまいます。

離婚後は、適当に仕事をこなすだけでしたが、同級生の岡嶋昭彦(北村一輝)に誘われ、彼の建築設計事務所で働き始めます。

ある日「本当にあなたが立てたい家を建ててください」と吉野陶太(伊藤淳史)から依頼され、予算を現金で3千万提示されます。

願ってもいない依頼に、青瀬は全力で力を注ぎ、ノースライト(北からの光)を取り入れた斬新なデザインで建築雑誌にも掲載され、一躍、青瀬の名は建築史に名が残るこことなります。

そんな素晴らしい家に、吉野夫婦も大喜びです。

しかし、そんな喜んでいた吉野夫婦が自慢の家「Y邸」に住まずに姿を消します。

青瀬がY邸に訪れると、全く入居の気配はなく、家には何者かが侵入した靴跡や鍵を乱暴に開けた形跡があり、また不思議なことに、留守番電話と一脚の椅子だけが置かれていました。

青瀬は不審を抱き、残された一脚の椅子を手がかりに一家の行方を追い始めます。

吉野夫婦を追う中で、青瀬は建築家、ブルーノ・タウトにも興味を持ちはじめます。タウトゆかりの地を訪ね歩き、その作品や精神に触れていきます。

そんな中、大家さんから夫婦は離婚して妻は子供と出ていき、夫もしばらくして引っ越して行ったこと、手に包帯をした謎の男が夫婦を探していたとこを聞きます。

近隣の店からは、夫は背の高い女性といたことを聞き出します。




話は変わり、建築事務所の所長である岡嶋昭彦が、藤宮春子の記念ミュージアム建設コンペに参加する権利を獲得してきます。弱小事務所が大きく前進するチャンスを得て、事務所メンバーは喜びます。

岡嶋は、Y邸建設で名を残した青瀬に「自分も建築業界に名を残したい。協力してくれ」と頼みます。

青瀬は岡嶋の思いを汲み取り、協力することにします。

一方、吉野夫婦の行方を探す中で、新居に残された一脚の椅子はブルーノ・タウトの作品であることが分かります。

タウトは、世界的な建築家で、日本の伝統工芸に感銘を受け、多くの家具や建築物を残した歴史に名を刻む建築家です。

タウトが仙台にいた頃に、椅子の設計図を吉野イサクに渡していたことが分かり、吉野イサクの墓を訪れ、吉野夫婦に手紙を残します。

同じ頃、新聞記者が岡嶋を名指しでコンペに癒着があることを糾弾し、コンペは辞退、岡嶋は入院します。

青瀬は岡嶋を見舞った際に、岡嶋から自分の愛息子は、実は妻と他の男性との子供であり、血は繋がっていなくても共に過ごした時間が家族として大切だと聞きます。

その夜、岡嶋は病室から転落自殺し死亡します。

後からわかったことですが、コンペの癒着はなく、ミュージアム建設を巡る政治の対決に巻き込まれただけでした。

病室に残された岡嶋が描いたミュージアム建設の草案図を見た青瀬は、岡嶋の決意を感じ、岡嶋の妻子に岡嶋の生き様を伝えます。

そして、岡嶋のコンペ案を競合他社に譲り、岡嶋の名が残るようにします。

話は変わり、吉野夫婦から青瀬に長い手紙が届きます。

音信不通にしていたことを詫び、真実を手紙で伝えてきたのです。

吉野夫婦は本当は兄妹だったこと、幼い頃に吉野兄妹の父イサクが九官鳥を捕まえて、それが青瀬の父の鳥で、青瀬の父が九官鳥を連れて帰ったのだが、イサクはその九官鳥が欲しいと揉み合いになり、青瀬の父が転落死してしまったことが綴られていました。

吉野イサクは長年そのことを悔み、死の間際に吉野兄妹に青瀬家にお詫びをするように言い残しました。

吉野兄妹は悩んだ末に、青瀬の妻ゆかりに連絡を取り、青瀬にお詫びとしてY邸を譲りたいと考え、Y邸の建築依頼をしたのでした。

吉野兄といた背の高い女性は、青瀬の妻ゆかりだったのです。

吉野兄妹は青瀬を騙したことを詫び、Y邸を青瀬に譲ります。青瀬は父への感謝や自分の理想の詰まった家を胸に、また家族と再出発することを決意します。

この『ノースライト』は、警察小説の第一人者、横山秀夫さんの作品ですが、警察も刑事も殺人も出てこない、家族とは何かを考える感動的な建築ミステリーです。


ノースライト|主要キャスト

  • 青瀬稔役・西島秀俊・・・主人公の建築士。
  • ゆかり役・宮沢りえ・・・稔の元妻。インテイアデザイナー。
  • 岡嶋昭彦役・北村一輝・・・稔の同級生で、建築事務所の所長。
  • 吉野陶太役・伊藤淳史・・・稔に建築を依頼した施工主。消息不明になる。
  • 津村マユミ役・田中みな実・・岡嶋設計事務所の事務員。岡嶋とは幼馴染み。
  • 石巻豊役・柄本時生・・・岡嶋設計事務所に勤める建築士。
  • 能勢琢己役・青木崇高・・青瀬の元同僚。建築士。
  • 岡嶋の妻・田中麗奈・・・岡嶋照彦の妻。
  • 青瀬年雄・寺脇康文・・・青瀬稔の父。
  • 村上日向子・長澤樹・・・青瀬稔とゆかりの娘。



ノースライト|見所

主人公は建築家として名を残すほど実力があります。

自分の理想の家を全力で建築し、雑誌に載るほどの出来栄えですので、青瀬のノースライトの家がどんなに素敵な家なのか見所です。

また、建築の知識や、建築業界に関することも描かれています。建築について全く知らない人も興味を持って見ることができると思います。

家に置いてあった椅子の設計者、ブルーノタウトについても見所です。

ブルーノタウトは建築家として世界的に名を残した方で、日本でも活動していました。日本にあるタウトゆかりの地を主人公の青瀬は巡ります。タウトについても色々知るキッカケになるので楽しみです。

色々な謎を経て、最後は家族について考えさせれる感動的な物語です。殺伐とした刑事ドラマのようなミステリーではなく、心に暖かさを残してくれる感動ミステリーになるのも見どころの一つです。

色々な見どころがあるので、小説では見ることができなかった、実際の美しい映像などを楽しみにして待ちましょう。

ブルーノ・タウトについて

失踪事件の鍵を握るものとして建築家ブルーノ・タウトの椅子が登場します。

ブルーのタウトはドイツの建築家で、ナチスの迫害から逃れるために日本へ渡って来ました。タウトが日本に滞在していたのは、1930年代の3年間です。

そこで木や竹を使った日本建築に影響を受けて、その美しさを世界に広めます。

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まとめ

それでは今回は『ノースライト|ドラマのネタバレとあらすじ!家族や建築した家はどうなる?』について解説してきました。

警察ミステリーの第一人者である、横山秀夫さん6年ぶりの作品をドラマ化するということで、とても期待度の高いドラマですし、個人的には西島秀俊さんが大好きなので(笑)西島さんの主演ドラマというだけでも絶対見逃せません!

どんな感動的なドラマになるのか、今から楽しみです。

それでは最後までお読み頂きありがとうございました。

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